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ベビーマッサージのオイルはどんなものを選べばいいの?

  • Writer: ナカムラアキコ
    ナカムラアキコ
  • May 23, 2018
  • 3 min read


こんにちは!

熊谷市籠原のベビーマッサージ教室MITON(ミトン)です。





ベビーマッサージの時はオイルを使用するのがいいというお話を前回してきました。


ではどんなオイルを選べばいいのでしょうか?



ドラッグストアで手に入るものから、通販限定の高価なオイルまで、

世間には多種多様なベビーマッサージオイルがあふれています。


ためしにAmazonで「ベビーマッサージ オイル」と検索してみると

なんと400件以上の商品が出てきます。


これは選ぶのも一苦労ですね。




基本的に日本に流通しているものであれば、

一定の安全基準はクリアしていると考えて大丈夫でしょう。



それでも「赤ちゃんのために少しでもいいものを使ってあげたい」という

お母さんの気持ち、わかります。


大切な赤ちゃんのためにも正しい知識を身につけておきましょう。

まずはオイルの種類を知っておいてください。





オイルには大きくわけてふたつの種類があります。





①ベースオイル


植物由来のオイルです。キャリアオイルとも言います。

オリーブオイル、ホホバオイル、ココナッツオイル、グレープシードオイルなどなど。


植物なので赤ちゃんが舐めても安心。

刺激が少なく、炎症が起こりにくいとされています。


ほとんど香りはせず、主にマッサージで使用するため

50ml以上の容量で売られていることが多いです。

分子量が小さく、肌に浸透しやすいため、栄養分を肌内部まで補給することが出来ます。


自然由来であるため酸化しやすいデメリットがあります。

遮光瓶のものを使い、開封後はできるだけはやく使い切るようにしましょう。


アロマテラピーなどで大人が使うものはエッセンシャルオイルです。

たくさん使うものではないので10ml単位で売られています。

こちらは香りが強く、赤ちゃんへは負担になるためベビーマッサージには使用できません!

(お部屋に少量香らせる程度は大丈夫です)




②ミネラルオイル


鉱物、つまり石油由来のオイルです。ワセリンなどもこのタイプ。


石油と聞くと危険なイメージがあるかもしれませんが、

不純物を取り除き精製してあるため赤ちゃんにも使用できます。


温度や湿度の変化に強く、酸化しにくい特徴があります。


ですが、分子量が大きく、肌には浸透していきません。

おむつかぶれの予防など、皮膚表面に油膜をつくる目的での使用が主です。


肌表面に残ったものが酸化することで肌荒れを起こす可能性もあるので、

ベビーマッサージには使用しないでください。







というわけで、ベビーマッサージに使うオイルをお店で選ぶときには

成分表をよく読み100%植物由来のベースオイルを選びましょう。


「○○オイル」以外の表記があった場合、

それは香料や酸化防止剤といった添加物であることが考えられますので、

それらも避けた方がよいでしょう。



ただし、どんなに高価で良質なオイルだったとしても、

赤ちゃんの肌に合わないのであれば使えません。

使用の前には必ずパッチテストをおこなってください。


パッチテストのやり方はこちら。



いろいろなオイルを試して、お気に入りに出会えたらいいですね。



レッスンのご予約はこちらからどうぞ!

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